能動的情工場

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おすすめ

Baikai

オン・エアー 高性能ラジオ 貴方の脳髄に響けラジオ 高性能ラジオは貴方に語りかける 電話線も糸もタネも仕掛けもない 魔法みたいに見えるラジオ 高性能ラジオは貴方に語りかける 貴方は何も言わずに家を出る 空っぽの部屋に響けラジオ 気まぐれで外へ出た貴…

Illustrator

道の途中 歩く速度と虹のスピード 重なりあってまたあした 僕が持ってるケータイの中 名も知らぬ国の王様が ピストル咥えてうなだれていた 巻き戻したら生き返った また同じ太陽が昇ったら みんな仲良く手を取り合って 一緒に走ろう なんて綺麗事 その思想ご…

汽車は東へ

汽車は東へ 果ての無い東へ 嘘も真も無いような そんな東へ 汽笛は福音 ありもしない過去を 引っ張り出して東へ 全て思い出す東へ 車輪が回転 僕は上の空で空転 しかしレールは一つ 昨日の夢で見た東へ 汽車は東へ 窓から顔を出す 蜃気楼の果てに 僕は何を想…

感情の送信 迷い続けて 掛ける言葉が行ったり来たり 8時間ほど壁を眺めている 足の痛みとか 頭の痛みなんてない もし貴方がこの姿を見つけたなら 洒落たタイトルを付けようとするでしょう 気が済んだから玄関を出た 昔の僕なら多分出ていなかった もし貴方が…

スクロール

ここは波打ち際 瀬戸際 海の先には何が見えた 独りぼっちの砂浜で わたしはボトルに光を灯す 結局僕らは空想自由帳の中でしか生きられなかった 少し横たわる 微熱だ 無機質な数字を共有したくらいでは 貴方の鼓動なんて伝わらないのに トンネルの出口で トン…

Window

僕らはいつも不完全状態 知らない窓から花火が見えた 砂で描かれた頼りない線の その上を君と歩く光景を ずっと夢みている 君の具合が治った時には 楽しいね なんて言わなくて良くなる 全て良くなるから 眺めなくていいニュースが流れ 有人電車の音が消えた…

無常且つ

無常 無常且つ巨大で 指先一つ齧り 影は飾り付き 瓶詰めされた希望だとか 音とかが 色付き始める頃合いに 君は居なくなるような気がする 季節は意図せず白く わたしの央から飛び出た闇と 混ざりあったりする 足りないのは何色? 街は風雪により動く わたしは…

Lunar mare

遅めの食卓 サヨウナラ、 迫る未来は気付かないほど お弁当を作っておきました あなたが明日 あなたが明日恐ろしいなにかに勝てるように 神さま 貰ったペンダント、 捨ててもよろしいでしょうか サヨウナラは可能でしょうか 晴れの日は嫌い 「生きるな」って…

Touch

Thermography 見せかけだけの服 夕暮れ 途切れ途切れ また夕暮れ そしてまた途切れ途切れ 一緒に遊ぼ ブランコに座った景色が いつもより輝いてたって 夕日 指で押し込む その姿 そしてまた渡り鳥が Thermography 見せかけで笑うと青く光る 手を繋ごう 手軽…

Refrain ver.2.0

夕立 僕の前に立ち 降る雨は汚れた体を穿ち 疑いぶかい子供達が言うには 飛行機雲のしっぽを追いかけてはいけないらしい 真昼の空に連れていかれてしまうから 信じるかい 昨日君に話した秘密は 全部嘘だったから お詫びに詩でも読みましょうか 愛をだらだら…

Glen check

いつしかの霧に包まれてから 君の姿が見えなくなったのは まるで花火を鳴らした後に残った僅かな余韻の様 入道雲の下 電車を待ちながら 季節外れのグレンチェック 追いかけて 5年前がまるで昨日の様 ホームに佇み 俯く このため息が白くなる頃には 僕の背丈…

Illumination

ランプの火はとうに消えた 空を見てる 新しい感情が廻る 夜の星と重なった 特別な価値観も それぞれの答えも はっきりと見える夜さ その浮かれた顔と 誰かの愚痴が止まらない事を 紐付けてもいいかい おやすみ ここに僕の居場所はないから そんな事を言って…

Click

思考回路の僅かな隙間 ターゲット どこで失った? 綱を渡る 失敗 教科書を、忘れちゃった 新しいバイオリンを買いました 不協和音を奏でちゃった 光 お仕置きの時間 目が痛い 静かにしてればいい子になれるのかな 大人になるってこういうことなのかな 日記の…

Sentimentalism

この感情 この感情 つまり センチメンタリズム 確かにそう呼び 無茶して転び また寄り道 法定速度ちゃんと守り 固めた砂を一旦崩した 彼女はいない 耳を澄ませば あの時の歌 口ずさめば夜 もう一度 君の好きなものを 君の好きなだけ 君が好きなだけのものを …

自殺A

2018年の少年少女 条件揃いぽんと飛んだ ふわりと吹いた風の所為かも 2018年の冬の朝食 スクランブルエッグにケチャップを添えて 皿に叩きつけよう 2018年の東京シティは きっととても澄んだ空気で 少し脆い肌が傷ついた 12月の少年少女は お澄まし化粧をし…

Twilight.s

何気ない光の反射 紙飛行機が描いた軌跡 EYE CONTACT 忘れてた 黒い鳥が落とした忌子 餌を欲しがり街に寝転んだ 群れを成し走るトラックを眺め 何を思うか 何も知らない人の手を握り 幼子は砂の城へ向かう すぐに崩れる王国を眺め キミは何を思うか 花火 キ…

Chameleon

カモフラージュ 擬態したいが期待もしたい 暗い月歩き 道を見つけました 肩をすくめてた過去を拾いました よほど僕に触れられたくないようで そっと元に戻しため息ついた 今年もまたこれを繰り返した 写真から出てこない夏を越した 伸びきった爪を噛んで思い…

カラーワールドの退屈

ああ 素晴らしい人生にカーテンコール 瞼の奥にキノコ雲が 仲良く縄跳びしていたはずなのに たった一つのバグが狂わせた 月の兎が見守る夜に 一夜限りの花火を打ち上げた 一夜限りのパレードが始まった 静まらないかな 玩具の行進 シェルター どこかな 静ま…

I.C.E.(僕と猫と天使と)

Hey、クロミア 皆んな同じ仮面をつけてるから気にしないでよ 見ろよ、口角上がった鉄のお顔がきもちわるいな 燃やすかい? Hey、クロミア 皆んな盲目で踊っているから気にしないでよ 見ろよ、統制が取れずてんやわんやでどっちらけ 燃やそうぜ Hey、クロミア…

染まった

ピカピカのランドセル背負って僕らは旅に出ました ちょっと曖昧空模様 流れる雲が川の様で 足並み揃えて歩き出しました あの子は何を眺めてるのだろう 一つだけ質問してみましょうか 「サイダーの色に染まりたいな」 微笑む顔がとても良くて 踏切がうるさく…

Chapter

泥中 もがきながら抜けたら いつも履いてた靴を失くしてしまい 僕らはどこに行けばいいんだろうと 君が尋ねてきた夜でした ぽっかり空いた心に忍び込み 体内を這いずり回る黒い虫 鬱陶しくてしかたないので 業火に飛び込んでしまいました いつも見ていた一等…

Whale

いつか降った雨 綺麗? どうだろう いつか吹いた風 ふたりの繋がれた腕を裂き 飛び散った血液が 真っ白いルーズリーフに象を描いた いつか降った雨 ふたりの熱めの身体を溶かし どろどろになった体液が 迷える仔羊の墓標となった いつかくる冬は ふたりの別…

Turtle

ゆっくりと歩いていたいのです 間延びしている影を追いかけて ゆったりと生きていたいのです 遠い遠い夢を追いかけて 僕の住む街は今日も今日とて 新たな姿へ脱皮し続ける それをぼうっと眺めていたら 昔の顔を思い出すようで ゆらゆらと揺れていたいのです …

SOON

椅子取りゲームの最果て 意思ない気がした それだけ 椅子取りゲームの最果て 意味ない気もした それだけ Re: もうすぐ あと少し 度々の自壊によって守るべき秩序が崩壊しました 度々の自壊によって守るべき秩序が崩壊しました 度々の自壊によって守るべき秩…

Scene

オンライン フューチャリング 関係ないように見えた話 当たり前のように見せてた道 退屈な日々 フィーリング 感じて さよならの波動 持ちつ持たれつで蚊帳の外 ハーフライフ 止まった時間 マスターピース 完璧な嘘をつき高笑い どうしてこんなに清々しいんだ…

Epilogue

部屋には割れた花瓶しかなかった 窓ガラスに頬をそっと寄せていた 外に出たら青い草しかなかった 僕は大きく息を吸い 太陽の下で寝っ転がった 想いたい ひたすらに想っていたい 大きくなったら旅に出よう 祝杯をあげよう これがエピローグの終わり 今日は笑…

Kettle

1.2.3 アカシックレコード ケトル回して 夢気分 短めの歌 涙がひとつ 暇ですか 返しましょう 咲いた朝顔 断片的 1.2.3 アカシックレコード ケトル回して いい気分 ケトル回しても良い気分

Self

公開ダンスの始め方 まずは卵をときます その心 牽制 リサーチ 解体新書 青春 だらだら カタリスト 一方倒しの恋煩い 承認欲求満たしてたい ハートをくれたら喜びます でも兎はやっぱり発情期 本番 それでも勇気がない 直前 ぶっ込み 相対しよう 緩めの動画…

Refrain

最後の分岐はいつも突然に 月 欠けた幻想 もう駄目そう 眠りの中で静かに見える 定まりのない光 美しく広がる砂の交差点 ぼろぼろになった時計塔の針 手で動かす 手で動かす 空回りして街に落ちた ゆっくりとした浮遊感 飛べるような感じがするよ 何処へでも…

Reversal

未来 遠い 奇々怪界 未来 遠い 奇々怪界 割れない窓 割れないまま 長い長い髪 振りほどいてる 過ぎる風景 街並み 色めき 囁く兎 まばらな聴衆 満ちる月明かり 佇む夜 曇天の隙間 光 輝き 読めない本 眺めるだけ 書かれた言葉 受け流す 絵画の中身 確認 煌め…