能動的情工場

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無常且つ

 

無常

無常且つ巨大で

指先一つ齧り

影は飾り付き

 

瓶詰めされた希望だとか

音とかが

色付き始める頃合いに

君は居なくなるような気がする

 

季節は意図せず白く

わたしの央から飛び出た闇と

混ざりあったりする

足りないのは何色?

 

街は風雪により動く

わたしは誰かの為に動く

 

逃げ続けて、罪に問われ

それでも未だ赫く成らず

自ずと吐いた息は真白

同化し見えなくなり無常

 

街は風雪により動く

わたしは誰かの為に動く

誰だろうか?

思考は吹雪の央に消えた