能動的情工場

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2018年3月

Scramble!

とてもいい夢を見たいな いい夢を見てさ 見終わったときには 午前六時ちょうどだったらいいのにな ぼくは馬鹿だからさ そんな事ばかり考えちゃうんだよね きみが語りかけてくれた言葉が ぼくの脳みそをぐるぐるかき混ぜる 夜から朝までずっと ずっと ぼくは…

Coloring

OK分かった 俺は頭がおかしいからさ せめて頭がおかしい人のフリをする事を 生業とするんだ 遊びはここまでだ ここからは俺の本気って奴をよ 十数年温めてきた本気って奴をよ 見せつけてやんだ どうだい見てくれすげえだろ この見てくれなら優勝も夢じゃない…

Last Stage

自分の小さな体じゃもう駄目だ あの日差しが強かった日を思い出せ 地面が蒸れた匂いを思い出せ 些細なことで躓いたあの日を思い出せ 君の無機質な笑顔が見たくて 桜の木の下で待っていたあの日を思い出せ 君から発した大きなあの音で 本気で泣いたあの日を思…

ゲラルト

トラウマになるな ゲラルトよ 君はもはや 連打の嵐を見舞う 僕は影に攫われるはず 一つだけの拳を握る ライナーを打て しかしフライアウェイ 連続する魂の共鳴 透明な少女よ 出てきなさい僕の前に 一つだけ 一つだけ鏡の前に ラインを引いたら それはRight!…

○×

ここに大きな絵があるだろう? 十個の間違いを探してくれたまえ 探せ 探せよ ご褒美はちゃんとあるから まずはここ 鏡に人が映っていない あっ 笑顔がない いるはずの天使もいない 早速三つだ よく見たら猫が仮面を被っている 家が燃えている これは分かりや…

Voice

苦しまないように 苦し紛れに 捨てた思い出が胸に刺さっていく 苦しまないうちに 苦し紛れに 捨てた記憶が頭に入ってくる 苦しまないようにする為の薬 それは特効薬であり特攻の日 快楽を求め代わる代わるに 重なる体が繋がり様になる 苦しみを求めて過ごす…

Calling

鳴り止まないEDMの所為 リボルバーから溢れかえる愛情 溶けそうに動く僕は 雪のよう 鳴り止まない あの頃の記憶が 痛みや悲しみを操り踊り出す 暑い日が続いたからか 雪は溶けた 鳴り止まない目覚まし時計の所為 フィクションを嫌うあの子のあの目から 光が…

DREAM

新しい人生の幕開く 夜明けが近くなる喜び ほのかな喜び そう喜び噛み締めキミは行く 筈だ 新しい階段をただ登る カンブリアが爆ぜる喜び かすかな喜び そう喜び噛み締めキミ笑う 筈だ お風呂上がりのニュース見る ミサイルが放たれる興奮 はっきりした興奮 …

幻想的ディープディフェンス

一新された万華鏡 壊す オーライ お笑いのお菓子 最大の戦い 姦しく オーライ 難しげな歌 信者 盲目的 訝しげなアルパカ カキ 壊す お笑い センス センス 線の無さ 歪む 将来 将来 充分な夢 ファン層 確かに 優柔さファンデー クラブ そう そりゃ蟹 難解 重…

叫びに近いもの

死に体の身体に鞭を打つ 石橋を叩いて叩いて叩いて 壊せばきっと気持ちよくなれるんじゃない? まあ知らないけど もうヤケクソにまみれて死にたい お前のスマホ叩いて叩いて叩いて 壊せばきっと何かに目覚めるんじゃない? まあ俺には分からないけど 俺には…

Always

いつだって貴方の為に いつだって明日の為に いつだって桟橋の向うに いつだって貴方の姿が 思うに未来というのは 過去から切り捨てられた結末全てが 断片的に集まりそして 結合した結果なのだろう 手を滑らせる 何故か下は崖 僕は重力に逆らい 上に落ちよう…

君は選ばれた

ルーレットが回る 止まったマスには死刑が 不幸?むしろ幸せだろう 君は選ばれたのだから 面白くないゲームを買う とある街でバグは起きた 不運?むしろ幸せだろう 君は選ばれたのだから くだらないテストを受ける どうやら赤点のようですが 無能?むしろ有…

Revolution

ナスカと視野 シアトリズム 生きていなければ ナトリウム 果実 ヘラジカとサンバ カーニバル カニバル レボリューション

A

明らかに強い風が吹く 寒さに打ちひしがれたやうな午前九時 楽に生きていたい私は ひとり佇んでいた あの頃の情景が今も浮かぶ ぷかぷかと笑うあの人が いつまでも私の目の奥に ひとり佇んでいた 朝よりもずっと深い朝 懐かしさで転びそうになった人 私は想…

回想

朝のパレードが始まる 僕は少しだけ鬱陶しく思って 思い出に着替えた まるで白昼夢だったかのような昨日 僕は邪念 そう邪念を振り払って 食卓についた リスたちが踊るのは そうしないとリスがリスでなくなってしまうから 踊っているらしい ひたすらに ひたす…

絶望的観測的希望

駅のホーム 一番線 狂おしく肌寒い今日を迎え 不安という名の希望を持った彼は 一人佇んでいた 淀みがあるな まだ迎えまでは時間が掛かる それまでどう過ごすか どう無駄にするか ありもしない話を知る 今日の風は本当に酷で 小さく丸くなってしまいそう 今…

391

情緒的になりそうなくらいの情熱 昔的な数字が夢に踊る 終末のダンサーは階段で転んだ 思わず君は息を呑むはず フラクタルは構造の略か? 君の声で解釈を理解した 命の穴の中から怖い真実が 思い出を夏の様に死なせる デザードは反転した罰か? また僕は人を…

今はなにも言うことがないくらいの

僕は満ち足りていた 正しくは満たされていた 今はなにも言うことがないくらいの 大声で歌いたい 路地裏ならなお 大声で君の名前を呼んで 勝手に自己満足していたい 勝手に自己陶酔していたい 今はなにも言うことがないくらいの 幸あれ