Always
いつだって貴方の為に
いつだって明日の為に
いつだって桟橋の向うに
いつだって貴方の姿が
思うに未来というのは
過去から切り捨てられた結末全てが
断片的に集まりそして
結合した結果なのだろう
手を滑らせる
何故か下は崖
僕は重力に逆らい
上に落ちようとした
あと三秒で終わる世界
いつだって貴方の為に
いつだって明日の為に
出来ただろうか
見えてただろうか
走馬灯
あの時の僕の行動
あの時の僕の行動
ああ 全て間違いだったのか
切り捨てた結末全てが
僕の胸に突き刺さっていく
一つ一つが刃物となって
終わりが見える
反射した僕の顔は
醜く
しかし醜さなりの安堵を浮かべ
受け入れようとしている
あと一秒もない世界
あと一秒で話せることは何か
考える
考えた
愛の言葉
そして僕は分かる
いつだって貴方の為に
いつだって未来の為に
出来てたのだと
その結果だったのだと
僕は嬉しくて
嬉しくて泣いた