Flight2
名前もない君に恋をしようか
未来もない僕がそう言ったのさ
時間のない社会 広がってく視界
不満のないくらい不安定なフライト
無礼講な客が馴れ馴れしくて
これ以上君を見てられなくって
批判がもう 僕をただ癒すのさ
後ろ見ない だから影がないのと同じ
憂鬱を教えてよ 浮遊した風景がさ
朝焼けを探すんだ 飛べなくなってゆく
主観では 君は悪い人でさ
スターマイン 夜の街へ駆けてく
見ているかい 軒下のノラ猫
苦悶のない日々をただ捨てるだけ
痛みはない 髪が伸びきったのさ
痛みがないのは僕の所為なのかい
揺れている 君がただ揺れている
それを見てる それをただ見ているのさ それだけさ
憂鬱を教えてよ 浮遊した風景がさ
夕暮れを迎えたんだ 飛べなくなってゆく
憂鬱は僕の頰を 殴っては落ちてゆく
夢うつつ 目覚めたくて 写真にキスをした
僕を見て 僕を見て 世界だって僕を見てる
来てくれよ僕の方へ 飛べる気がしたんだから