Poetry
駄目だな 何にも浮かばないかな
こうして過ごす時間は無駄かな
いつにも増して風が強いな
僕の価値観で全て決まるのかな
いつもなあなあで生きていたいな
水の流れに沿って死んでたいな
気になるあの娘を千切ってみたいな
ふかふかのベッドで休んでたいかな
タイム 静聴 ライン ファンファーレ
祝福 聴こえ 破る 法律
テストの結果 テストの結果
空っぽの中身でひたすら吟味
今はどうにもなりたくないのかな
この先のページをめくりたくないな
いつも絵を描いて暮らしてたいな
盗まれた傘を取り戻そうかな
二人で気持ちよくなってたんだ
ハートのトランプだけ消えた
二人で気持ちよくなってたんだ
ハートのトランプだけ消えた
君の声だけ聴いておきたいな
美味しいものを作ってあげたいな
暗くなるのが玉に瑕だけど
照らしてあげれば問題ないのかな
余計な事だけ考えてたいな
目に見えた事は信じたくないな
電車に乗って旅に出たいかな
誰かの肩にもたれてたいかな
途切れ 途切れ 夕暮れ ささくれ
いつも 持ってた分だけ返す
途切れ 途切れ 夕暮れ ささくれ
いつも 持ってた分だけ返す
時間を忘れてここにいたいかな
瞼を作り直してみたいかな
水を飲み干してしまったのかな
空いたノートに書いた 夢見てる
明日こそ素晴らしい天気なのかな
ここの景色を切り取ってみたいな
いつも殻に閉じこもっていたいけど
僕の顔は汚れちゃうんだろうな
二人は大きな声で叫んだ
ハートのトランプだけ消えた
二人は大きな声で叫んだ
ハートのトランプだけ消えた
別れはあまりに突然だったから
また明日なんて言えなくて
背中が遠くなっていくのを
ぼんやりと眺めていた
日が落ちるのが遅い気がするな
もう少しこの場にいてもいいのかな
これからどうしていけばいいのかな
流れる心を引き留めてみるよ
帰ったら詩を書いてみようかな
迷いながら言葉を食べてみようかな
一人の寂しさを埋めてみようかな
たまには自分に酔ってみようかな
一人で必死に足掻いてたんだ
ハートのトランプだけ消えた
一人で必死に足掻いてたんだ
ハートのトランプだけ消えた
書き綴る思い
いつも誰か待ってる
いつも僕が待ってる
いつも誰か見てる
いつも僕が見てる
いつも誰か待ってるから
いつも僕が待ってるから
いつも僕が持ってるものを
いつも君が持ってたものを
全部書くよ
全部出すよ
全部見ててね
僕の全てを