Rain
知りたくもない事を知ってしまった
毎日が退屈で流動でとにかく欠伸が出て
嫌な予感だけが当たる気がした
君を追い求めて過ごしてきた日々は
変わりない声を聞いていて満足して
何も変われない変わる気がない
そんな事を今になって思っても
しょうがないか
昨日 午後一時半
暇であって暇じゃない僕は
暇である事という価値を見捨てて
歌った ひたすらに歌った
誰のためでもない歌を歌った
今日は昨日と打って変わって
お天道様がどうやら不機嫌みたいだ
ああ さっきの女の子
僕の心を少し奪い去った
どうやらここまでのようです
小さくて潰れそうな体は限界
声も枯れたから 目も開けたくないから
冷たい雨が僕の全てだった
いつか いつか 君が僕を
虫のように扱ったとしても
受け入れるさ 悲しいけど
一筆書きで描く未来
五歳児がスーパーで描く未来
ガラスの水滴で描く未来
ミサイルの煙で描く未来
今までの行動が刃物になって
僕を刺すんだ ひたすらに
明日は今日と打って変わって
天気の予報は曇りのち晴れ
ああ 無理矢理にでも
君を犯そうかななんて
歌うよ 誰の為でもない歌を
歌うよ 僕の為に
歌うよ 午後一時に
運命が交差する真ん中で
いつか いつか 君が僕を
絞め殺してしまおうとも
受け入れるさ 優しい顔で
一筆書きで描く未来
先生が黒板で描く未来
僕の血痕で描く未来
ミサイルの煙で描く未来
一筆書きで描く未来
五歳児がスーパーで描く未来
ガラスの水滴で描く未来
ミサイルの煙で描く未来…