見聞録
まだ寝癖ボーボーのあなたに言葉を届けます
とても芯のあるあなたなら分かってくれるでしょう
これはまだ僕が3歳の頃
世の中の全てが分かりだし
光り出してた頃
いつものようにお城を建てて
城主ではなく俯瞰視点で
あの国にいた頃
理解力のある隣国が
僕の望みに応えてくれて
時を重ねていた
その頃あなたは海の外にいましたね
旅路はどうでした?無事でしたか?
こうやって今もいる事が何よりの証拠ですね
ある日君は僕の前に現れ
お城を つまり象徴を壊して去っていった
壊れたのは お城 象徴 傲慢
不思議と 僕は壊れなかった
だから僕はあなたに恋をしたのだ
その頃から僕は変わりましたね
あなたはどうですか?気づきましたか?
もうすっかりこうして何かを成している事を