能動的情工場

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小説

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放課後。いつもの教室である。神村は何をするでもなくただ座っていた。先の“いつもの”には複数の意が潜んでおり、一日の時間半分を捧げて生活する教室、神村の周囲の席を占拠してスマホゲームに興じている仲間、その仲間達からさほど近くはない所から発せら…